この資料は、AI開発ツール（エディタ、CLI）の比較と活用による業務効率化をテーマにした研修内容を要約したものです。
研修のテーマと全体像
AIとの協調による開発効率化
開発における根本的な課題である思考のAI化に焦点を当て、頭の中で考えている機能やアイデアをいかに効率よくAIに伝達し、コードに落とし込むかを議論しました。
- •思考をAIに伝える重要性
- •AIが開発者の脳内を理解し支援するプロセス
主要な議論の柱
AIを活用した開発効率化について、以下の3つのパートに分けて議論が展開されました。
- •AIネイティブエディタ Cursor の活用
- •汎用エディタ VS Code のAI拡張機能
- •各種AIサービスの比較と今後の目標
AIネイティブエディタ「Cursor」の活用
「思考をAIに伝える」プロセス
開発者の頭の中にあるアイデアや実装したい機能を、いかにAIに効率的に伝達し、具体的なコードとして生成させるかについて議論されました。
- AIとのインタラクティブな対話
- 思考を直接コードに反映させる仕組み
AIエディタ「Cursor」の紹介
AI機能が統合されたエディタ「Cursor」のUIと主な機能について説明がありました。開発効率を最大化するための専用ツールとして注目されています。
- 左: ファイル一覧
- 中央: コード編集エリア
- 右: AIチャット画面（コード生成、デバッグ、リファクタリングなど）
- 2週間無料トライアルが提供
汎用エディタ「VS Code」とAI拡張機能
VS CodeへのAI統合
多くの開発者に利用されているVS Codeをベースに、AI拡張機能を導入することで開発効率を向上させる方法が議論されました。
GitHub Copilot
Google AI API ($300 クレジット)
主要な拡張機能と連携
VS Codeで利用できる具体的なAI関連の拡張機能や連携方法について紹介されました。
C-Line (CLI)
API連携
Row Code
各種AIサービスの比較と今後の目標
主要AIサービスの利用状況とコスト
様々なAIサービスの無料プランやトライアル、有償プランが比較検討されました。
Copilot
$0 プランあり
ChatGPT
¥0 お試し
Gemini/GPT/Claude
各種LLMの$0 無料利用枠
VSCode + Google API
$300 (3ヶ月)
Cursor
2週間 $0 無料
CLIでのAI活用と今後の展望
ターミナルでの作業効率化を目指し、コマンドラインからのAI利用についても議論されました。また、参加者の今後の目標も共有されました。
Gemini CLI / Claude CLI / OpenAI CLI
• 目標: 「何か作ってみたい」
• 目標: 作業効率化全般
• 目標: PDFの内容処理
この研修は、AIをコーディングや日常業務にどう取り入れるかを具体的なツールを挙げながら議論しました。AIネイティブなエディタ Cursor と、使い慣れた VS Code に拡張機能を追加する2つのアプローチを比較検討し、GUIツールだけでなく CLI を活用した高度な自動化まで視野に入れた、実践的な内容でした。